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202年最新版 ポルトガル リスボンの観光ガイド

リスボン(Lisbon)はポルトガル(Portugal)の首都で、ヨーロッパの都市の中でもトップに入る活気に溢れる美しい都市です。伝統的な遺産と印象的なモダニズム、そして先進的な思考がバランスよく融合している、という印象の街です。

豊かで多様な歴史と華やかなナイトライフを楽しめる点と、年間を通して比較的過ごしやすい気候に恵まれていることから、リスボンはホリデーの目的地として適していると言えます。このページでは、リスボンで過ごすホリデーに関する記事とさらに詳細な情報へのリンクを掲載しながらリスボンを紹介していきます。

ポルトガル リスボンを訪れるべき理由

リスボンは非常に賑やかで刺激的な街で、魅力的な観光名所や様々な種類のアクティビティを楽しむことができます。深く根付いた遺産や広範囲に及ぶ歴史を擁しつつ、友好的で自由な雰囲気を持った街です。文化的な旅、ナイトライフを楽しむ旅、家族で過ごすホリデー、リラックスした都市滞在型休暇、ビーチで過ごすホリデーのための拠点としてなど、リスボンは様々な年代の観光客にとって魅力的な街です。

ポルトガルの首都リスボンは、世界の中で最も素晴らしい都市の1つとして何度も認定されています。旅行ガイド「ロンリープラネット」によると、リスボンは世界のトップ10の都市の1つにランクインしています。驚くべきことに、リスボンは未だにヨーロッパの都市の中で最も訪問者数が少ない首都の1つです。ですが、近年より多くの人々がリスボンを訪れ、どんどんポルトガルの魅惑的な部分を開拓していっているので、その傾向は急激に変わってきています。

リスボンでの滞在日数

リスボン全体を見て回るのにはだいたい3日間を要します。週末を利用しての都市型滞在の目的地としても理想的です。公共交通機関を利用して訪れることができる周辺地域への日帰り旅行を含めて7~10日間程の滞在期間とすることも可能です。

リスボンの近郊には美しい砂浜のビーチが多くあるので、リスボンでホリデーを過ごす際にビーチで数日ゆっくり過ごすというのも一案です。リスボンで過ごすホリデーの旅程表案は以下の通りです。

リスボンを訪れるのにベストな時期

リスボンの天候の特徴としては、夏は暑くて晴れの日が多く、春と秋は過ごしやすく、冬はそこまで寒くはないのですが、雨の日が多い、ということが言えます。当サイトおススメのリスボンを訪れるのに最適な時期は5月から6月にかけての春の終わりの頃です。天気が良く日照時間も長いですが、そこまで気温は高くありません。観光のピークは6月から8月にかけてで、もしこの時期にリスボンを訪れるのであれば街の混雑は覚悟しておいてください。ビーチで過ごすのに適した気候は5月から9月末頃までです。

11月から2月にかけての冬の期間は雨の日が多くなる可能性が高いですが、リスボンには雨の日に適したアクティビティもたくさんあります。年中観光客が訪れているので、リスボンの観光名所は一年中オープンしています。

Lisbon Weather portugal

ポルトガル リスボンの平均的な気候

リスボンでの滞在場所

リスボンを初めて訪れるのであれば、歴史地区の中心近くに拠点を置くことをお勧めでします。歴史地区の中心はバイシャ、シアード、バイロ・アルト、アルファマ、リベルダーデ大通り(Avenida da Liberdade)の地区を含むエリアです。観光客に人気のエリアで、主要な観光名所にも徒歩で行ける距離に位置しています。バイロ・アルトやカイス・ド・ソドレではナイトライフを楽しむことができるので、お酒を飲んだりクラブに行ったりしたい人にはこの地区がお勧めです。

アルファマは歴史のある特徴的な地区ですが、狭くて険しい坂道は夏場の暑い時期には厳しいかもしれません。モウラリア(Mouraria)地区とアルミランテ・レイズ通り(Avenida Almirante Reis)は、予算が低めのホテルやバックパッカー向けホステルなどが多く、家族向けではありません。ビジネスで訪れる場合は、空港から近くて近代的なビジネスホテルが多いパルケ・ダス・ナソエンス地区を拠点にすることをお勧めします。

2019年のリスボン

長い間リスボンはホリデーの目的地としてあまり認知されていませんでしたが、やっとマスツーリズムの波がやってきて、大衆に認知されるようになりました。近年のリスボンの観光地としての人気は計り知れないほどで、2019年の夏は大入り満員状態になると予想されています。2019年のピーク時(5月~9月)にリスボンを訪れる予定があるのであれば、需要が供給を上回ることが考えられるので、宿泊先とフライトをできるだけ早めに予約することを強くお勧めします。リスボンの人気は年々高まっているため、ホテルやフライトの直前割引はめったに販売されません。 リスボンのホテルに関しては Booking.com を参照してください。

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リスボン近郊のビーチ

リスボンは美しい砂浜のビーチとドラマチックな大自然の風景が続く海岸線の近くに位置しています。この地域で最も美しいと言われているビーチの内二か所は、リスボンから電車やバスですぐアクセスできる距離にあります。

カスカイスーエストリル(Cascais-Estoril)海岸(リスボンの西)とコスタ・ダ・カパリカ(Costa da Caparica)海岸(リスボンの南)という二か所が、リスボンから簡単にアクセスできる美しい砂浜のある海岸線です。レンタカーが必要になりますが、もう少し遠くへ行くとセーラ・ダ・シントラ(Serra de Sintra)という手付かずの自然が残る海岸線やセーラ・ダ・アラビダ(Serra da Arrabida)の楽園のようなビーチが連なります。
当サイトからのアドバイス:リスボン地域のビーチはアルガルヴェ(Algarve)のビーチに負けない綺麗さなので、素晴らしいビーチを求めて何百キロも移動する必要はありません。

家族・子ども連れ向けのリスボンガイド

家族で過ごす都市型滞在またはホリデーの目的地としても、リスボンは良い選択肢であると言えます。見ごたえ十分のリスボン水族館(Oceanarium)、リスボン動物園(Lisbon Zoo)、カラフルなトラムなど、子どもたちも楽しめる観光の見所がリスボンには豊富にあります。ポルトガル人は家族を中心に考える文化を大切にしているので、小さな子どもはレストランでもホテルでもどこでも大歓迎です。

リスボン発の人気の日帰り旅行

リスボン発の日帰り旅行はどれも楽しめるものばかりですが、人気が高いのは丘の上の街シントラと漁師町のカスカイスです。さらに足を延ばすと、こじんまりとしたビーチの街セジンブラや、マフラの巨大な城や、絵に描いたように美しい城壁都市のオビドス、そして港街セトゥーバルなども日帰りで訪れることができます。

リスボンで過ごすホリデーの予算

リスボンはヨーロッパ圏で最も物価の低い首都の一つで、食べ物、飲み物、公共交通機関などがリーズナブルな値段で提供されています。歴史的モニュメントへの入場料も物価相応の設定ですが、人目を引くためのようなツアー(トゥクトゥク、オープンエアーバス)は比較的高い値段設定となっています。

フライトと宿泊先の支払いが済んだ後は、現地でどれだけアクティビティに申し込みをして、どの名所を訪れ、どれだけナイトライフを楽しみたいかによって旅行の予算は変わってきます。リスボンはホリデーの目的地として全体的にはリーズナブルな価値を提供していますが、フライトと宿泊の費用を抑えたいのであれば、できるだけ早めに予約をすることをお勧めします。

飛行機の到着空港

リスボン空港(Lisbon airport)はポルトガルのメインの国際空港であり、ヨーロッパの主要な都市や世界中の大都市の多くに直行便が出ています。空港は市の境に位置しているため便利な立地で、到着後はメトロかエアロバス(Aerobus)に乗るだけで簡単に街に出ることもできます。
大規模な拡大工事がリスボン空港で行われ、新しいターミナルビルが建設されました。新ターミナルはLCC(ローコストキャリア)の出発すべてを取り扱っています(到着はありません)。ターミナル2は長く連なる列に並ぶためのスペースがあるという必要最低限の造りのみで、メインターミナルとの接続はシャトルバスだけに限られています。

リスボンの治安

リスボンは、他の大きな都市に比べると比較的治安がいいです。観光客が巻き込まれる可能性があるものとしては、すりや隙をついての窃盗などが考えられますが、みなさんが自国で過ごしている際の常識をいつも通り持ち合わせていれば問題ないと思われます。

リスボンのレンタカー事情

リスボンの公共交通機関のネットワークはかなり発達していて値段も安いので、この地域でホリデーを過ごす場合はレンタカーは必要ありません。リスボンで運転をする場合、ポルトガル人の予測不能な運転の仕方、消えかけの道路標記、激しい渋滞などでストレスを感じることが多いかもしれません。その上駐車場も多くなく、値段設定も高いです。

シントラ、カスカイス、セジンブラ、マフラなどの人気の日帰り旅行先を訪れる際にも、安くて便利な公共交通機関を利用できるのでレンタカーは不要です。ですが、リスボンから上述の街よりも遠くに行く場合や、公共交通機関のサービスが限られている地域(セーラ・ダ・アラビダ、シントラ山脈、アレンテージョ(Alentejo)地域など)を訪れる場合はレンタカーがあると便利です。

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